時生梵のだらだら人生開幕

ヘンテコですが生きてる!主に音楽と映画を糧に生きとります。

新文芸坐の「ストップ・メイキング・センス」スタンディング強制上映に行ってきた。

だめだ3日坊主はやっぱり継続してブログは書けなかった。3日坊主の梵です。

さぁさぁ今日は久々にテンションの上がったお話をさせていただきます!一昨日の4月11日、池袋の新文芸坐で「ストップ・メイキング・センス」のスタンディング強制上映に行って参りました!


ストップ・メイキング・センス」とは、アメリカのロックバンドTalking Headsのライブを映像化したもので、かの有名な「羊たちの沈黙」を撮影したジョナサン・デミが監督を務めた映画です。
Talking Headsのボーカルを務めているデヴィッド・バーンは、1987年には映画「ラスト・エンペラー」の音楽を手掛けアカデミー賞作曲賞を獲っておりまして、つまりは天才が天才のライブを撮影した映画なのです!!かっくいー!!

2017年、新文芸坐のオールナイト上映にひたすら通っていた時期がありまして、その時ジョナサン・デミ監督の追悼公演ということでこの映画が上映されていました。私はジョナサン・デミ監督もTalking Headsも知らないのに無性に気になって思わずチケットを買っていたのですが、その時の私を褒め称えたいっっ!本当に素敵な体験をさせていただきました!

 

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なんつーかもう超かっこよかったです!!

曲、舞台の使い方、照明の使い方、衣装、個性的なライブパフォーマンス等々、余すところなくスタイリッシュでユニークでかっこいいのです!

個人的にかっこよすぎて痺れたところは、ライブの始め方です。まずはボーカル一人で一曲歌い、次の一曲でベース、次の一曲でドラム…というように、段々メンバーが増えていき、音の厚みが増していく一連の流れが本当どちゃくそかっこよくて、初めて見たとき体がビリビリしました。

あと照明を上手に当てることでメンバーの影が舞台にウワァ~っと広がっていく演出があるのですが、彼らの存在感がより大きいものになり、もう、圧倒されてしまって拝み倒したくなります。決して派手な演出でも凝った演出でもないのにこんなにかっこよくていいの!?と心の中で誰かに問いただしました…かっこいい…。

 

そんな「ストップ・メイキング・センス」スタンディング強制上映、2017年から今年まで新文芸坐で3回上映されているのですが、なんやかんや全部に足を運び、そして全部でテンション爆上げになっています。何度足を運んでも同じように新鮮な気持ちで興奮し、歌いまくり踊りまくって見れるのはやはしそれだけ作品の完成度が高いのでしょうね!

1983年12月のロサンゼルスの空気を直に感じているような、タイムスリップして実際にライブ会場にいるような、その瞬間の熱狂や臨場感の鮮度を保ち続けている映画だと思います!

 

そして一昨日行った強制スタンディング上映ですが、なんと今回は特別音響調整に爆音上映の生みの親の樋口泰人さんが参戦されておりまして、音響もピカイチに素敵でした。本当の本当にライブ会場にタイムスリップしたようだった!もー耳が幸せでいっぱいの90分でした!また上映されたら絶対見に行くぞ〜!と決意を固めました。

 

ストップ・メイキング・センスをまだ見たことがない方も、是非一度は見てみて欲しいし、出来ることならスタンディング上映に参加してみて欲しいです!歌って踊ってあの世界観を楽しみましょう~!

 

 円盤も出ておりますよ!CDも!

ストップ・メイキング・センス<完全版>

ストップ・メイキング・センス<完全版>

  • アーティスト: トーキング・ヘッズ,デビッド・バーン,クリス・フランツ,ティナ・ウェイマウス,A.グリーン,J.ハリソン,M.ホッジズ,B.イーノ,A.ビリュー,S.スタンリー
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/04/26
  • メディア: CD
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 2017年に初めてスタンディング上映に行った日すぐに購入してガンガンリピートしております!ガハハ!

 

本当めちゃくちゃかっこいいので、是非見てみてください~!